ダンス上達の第一歩! 基本ステップとリズムの取り方を解説〜HIP HOP編〜 | NOAH STUDIO スタジオの知識

ダンス上達の第一歩! 基本ステップとリズムの取り方を解説〜HIP HOP編〜

breakreate-A_IfOgYEQU4-unsplash.jpg

◼︎はじめに

ダンスにはジャンルによってさまざまな基本となるステップがあります。
今回は、その中でもストリートダンスの王道ジャンル、HIP HOPの基本ステップを4つ紹介していきます!


◼︎ボックスステップ

四角形を描くようなフットワークが特徴のステップです。
シンプルなステップですが、基本的なリズム感や空間認識を鍛えるのに最適で、アレンジ次第ではカッコよくも、キュートにも魅せることができます。


ボックスステップのやり方
①右足を左足の斜め前に出します。
②左足を右足の前にかぶるように出します。
③出していた右足を右後ろに引っ込めます。
④左足を左奥に引っ込めます。


ボックスステップを練習するときは、まずは床に四角形をテープなどで貼り、それに沿ってゆっくりのスピードから始めてみましょう。慣れてきたら、目印なしで音楽に合わせて練習してみましょう。
前傾姿勢で歩幅を広めにとり、膝のクッションをしっかり使うことを意識するのが上達のコツです。
足の運びに慣れてきたらダウン・アップのリズムを取り入れてみましょう。最初はダウン(表拍)のリズムを意識し、余裕があればアップ(裏拍)のリズムを取り入れます。アップのリズムを意識することで単調なステップもぐっとオシャレになります。


◼︎クラブステップ

正面を向いたまま、つま先とかかとを動かして横に移動するステップです。その様子がカニの動きに似ていることからクラブステップと呼ばれます。
リズムに合わせてスムーズに動かせるようになったら、手を動かしたりしてアレンジを加えてみましょう。


クラブステップのやり方
①右足のかかとと左足のつま先に重心をおいて内股にします。
②元の状態に戻し、次は右足のつま先と左足のかかとに重心を置いて内股にします。
③内股の状態から重心はそのままで、膝を外に向けてがに股のように足を開きます。
④今までの動きを繰り返し、左右に動きます。


クラブステップを練習するときは、リズムに合わせてスムーズに移動することを意識しましょう。
移動するときに膝をしっかりがに股に開き「V」字を作るようにすると自然に移動できます。


◼︎ランニングマン

ダウンやアップでリズムをとり、その場で走っているように見せるステップです。
三代目J Soul Brothersのヒット曲「R.Y.U.S.E.I」の振り付けに採用されているので、ダンスをしたことがなくても聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。


ランニングマンのやり方
①右足を上げます。
②右足をそのまま下に下げ、その動きと同時に左足を後ろにスライドさせます。
③左足を上げます。
④左をそのまま下に下げ、その動きと同時に右足を後ろにスライドさせます。


ランニングマンの練習は、ダウンのリズムでみぞおちとおへその位置を近づけるような意識で膝を曲げて腰を入れてみましょう。そのとき、顎も一緒に下げるとよりかっこよく魅せることができます。


◼︎ポップコーン

ポップコーンは、まるでコーンが弾けるかのような軽快な動きが特徴のステップです。膝を曲げ伸ばしするときに腕の振りを加えることで、より弾ける様子を表現することができます。


ポップコーンのやり方
①キックした足の反対の足を後ろに下げます。
②足を入れ替えて交互に行います。


ポップコーンを練習するときは、最初は滑りやすくするためにシューズを履かず、靴下のままで練習してみるのがおすすめです。
そして、足を後ろに曲げる動きはしっかり行いましょう。足をスライドさせるときは、おおよそ靴1足分が目安となります。練習のときはそれよりオーバーにスライドすることを意識すると、フィニッシュのときの歩幅が広くなり、動きが大きくなるのでぐっと上級者っぽく魅せることができます。
また、ポップコーンではキックをするタイミングでアップのリズムをとります。そのため、その前のエンカウント(裏拍)で軸足の膝を曲げ、その後の動作にしっかり準備しておくことがポイントです。


◼︎最後に

今回はHIP HOPダンスの中でも、とくに基本とされる4つのステップを紹介しました。
今回紹介したもの以外でも基本とされるステップはまだまだ数多く、習得は大変ですが、今後ダンスを上達させたい方には欠かせない要素ですので、しっかり基礎を固めていきましょう!

VIEW ALL KNOWLEDGE

クリックでナビゲーションを閉じます。